防犯対策の基本について

自分で防犯対策を行いましょう

窃盗、空き巣、痴漢、強盗、様々な犯罪に巻き込まれないようまずは自分で防犯対策を行いましょう。
犯人にもしも襲われてしまったら、大きな声や大きな音で周囲に知らせる必要があります。防犯ブザーはお持ちですか?また持っている場合もすぐに鳴らせる位置にありますか?鞄の奥の方に入れっぱなしにしていても、いざとなったときに素早く鳴らすことができません。手の届く場所につけるなどして携帯しましょう。
またすぐに逃げ込めるような場所を探してください。交番が近くにあれば安全とは限りません。無人の交番などは警察官が駆けつけるまでに時間がかかります。襲われるかもしれない時間は昼とは限りません。24時間開いているお店、などの把握が重要です。
エントランスのオートロックは安心ではありません。一見住人以外の侵入を拒むようですが、他の住人についてはいることも出来ますし、実際に宅配業者を装って強盗をする犯人もいます。予定でない来客の場合は気をつけましょう。心配な場合は宅配業者には社員証などの提示を行ってもらってください。
エレベーターは危険です。エレベーターでのわいせつ行為・暴力行為という事件も起こります。すぐに降りれるように階ボタンの前に立ち、もしトラブルが起きた場合は一番近いボタンを押し外へ逃げてください。

留守中は家の防犯対策を徹底して行いましょう。

空き巣は侵入する前に徹底して下見を行います。時間がかかるとそれだけ周囲にばれやすくなりますので、よりスムーズに出入りでき時間のかからない策で狙ってきます。隙のある住宅は特に狙われやすいでしょう。
窓の鍵や裏口の鍵は閉め忘れることが多いです。2階のベランダや窓、お風呂窓など身軽な空き巣はあっさり上ってきますので出かける時は必ず閉めましょう。また住人がいるかどうかの判断も下見の段階で調べます。洗濯物の状況で家族構成などを把握し、出勤時間・買い物などの時間などをチェック。夜間の電気使用状況など、とにかく隙を狙います。隙というのはゴミを出しにいく場合も侵入される事が多いので、鍵は必ず閉めましょう。出来るならば、外から見える部屋の電気はなるべく消さないようにしましょう。節電の面ではよくありませんが、タイマーなどを利用し不在を知らせないことが重要です。
出張、旅行などで長く開けるときには郵便受けの管理も大事です。郵便物や新聞をためておく事は犯人に長期不在を知らせてしまうことになります。あらかじめ郵便物を止めて置くなどの対策をしてください。
空き巣は住人が居ないあいだの窃盗行為ですが、夜寝ているとき・リビングでくつろいでいるときなど住人に気づかれないうちに侵入し窃盗を行う居空き・忍び込みという手口もあります。在宅時にも施錠・換気する窓にも鍵などで対策してください。必要であれば防犯性が強い鍵へ取り替えましょう。鍵交換は鍵屋に頼むとしっかりと取り付けてくれます。